ブラジルと日本の差は縮まったのか?
- hexamanagement

- Jul 1
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2026年6月29日に行われたFIFAワールドカップ2026大会で日本はベスト16をかけてサッカー王国ブラジルと対戦した。
日本が常に目標として尊敬してきたブラジルサッカー。数多くのブラジル人プレーヤーがJリーグの発展にも大きく貢献して来た。
昨今では、日本のプレーヤーも海を渡り、ヨーロッパ中心に活躍の舞台を見出している。
その甲斐もあってか前回のワールドカップでは、日本は強豪中の強豪であるドイツ、スペインに勝利を飾り、クロアチアとも死闘を演じた。また、最近は親善試合とは言え歴史上初めてブラジルのフル代表に勝利をした。当然、日本国内は元より、海外でも日本代表の評価は上昇の一途を辿ってきた。
そんな中で迎えたブラジル戦、当然日本国民の期待は大きかった。海外の記者の中にも日本が勝つという人すらいた。結果は、ご承知の通りである。2対1で日本が負けた。結果だけ見ると、惜しい試合であった。日本のGKのファインセーブもあり、同点のまま何とかブラジルの攻撃を延長まで耐え忍んで、PK戦に持ち込めれば勝機はあったのかも知れない。 しかし、残念ながら、内容的には、ブラジルの圧勝であった。ボール保持率は、日本の30%。前回のワールドカップスペイン戦の18%と比べれば進歩を遂げているのかも知れないが、これはあくまで監督の戦術に左右される数字でもある。しかし3割では試合を支配できない。結局、前回同様、自陣に釘付けにされた。
昔から、ブラジルサッカーと日本サッカーの大きな差は、個の力である。日本には、ビニシウスみたいに攻め残ってカウンターで1人で得点を取れる選手はいない。日本は昔から個に対して組織で戦ってきた。残念ながら、日本は強くなったと言われた今回のワールドカップでもブラジル相手にはその戦略に変化は見られなかった。ブラジル人のように多くがアフリカ系のフィジカルを持ち、小さい頃から裸足でサッカーをするような国民には日本の甘い(恵まれた)サッカー環境で育った選手たちは1対1では太刀打ちができない。今回のワールドカップも、個の力がブラジルより劣るヨーロッパのチームには善戦をした。確かに組織対組織の対戦には日本は強くなった。しかし、ブラジルのような個で攻めてくるチームには、球際でも、瞬発力でも、テクニックでも未だに大きな差がある。ブラジルと日本の差は縮まっていないのだ。
では、どうすれば、日本とブラジルの差は縮まるのだろうか? その答えは、日本の子供たちが、小さい時から海外での武者修行を繰り返し、日本と異なるサッカーを体験し、様々な国の選手たちと相まみれるしか無いのである。その結果、間違いなく自信満々で世界で通用する個のタレントが現れて来るはずである。野球界の大谷翔平のようなサッカー界のスーパースターもいつかは現れるかも知れない。海外で久保建英以上の経験と実績を積んだ選手が5人いれば、ワールドカップで日本がブラジルに勝ち、優勝する事も夢では無くなるのではないだろうか? 日本代表に足りないのは、まさに小さい時からのサッカー強豪国での経験と実績なのである。




